ベタ

ショーベタ

スプレンデンスを品種改良により、よりヒレを長く、綺麗にしたもの。ショー・クオリティ・ベタ

●体長5cm程(ジャイアントと呼ばれる大きくすることを目的とした品種も存在する(10cm程にもなるらしいです))
●水質は、飼育、養殖環境により様々。一般的には弱酸性の軟水
●水温は、飼育、養殖環境により様々。一般的には 25〜28度
●ブリーダーにより世界各地で増やされています。東南アジアでの養殖も品質が格段に良くなっているようです。
    熱帯魚屋さんで入手できるものは東南アジア産がほとんどのようです。
●繁殖の難易度は個体により様々
●1,000円〜9,000円(上はきりがありません) 入手はベタに力を入れている熱帯魚屋さん、もしくは通販などで。

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ショー・ベタ
    

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改良にも様々な方向性がある。 

■ヒレ
クラウンテール・・・ヒレの先が王冠のようにとんがるタイプ。とても優雅できれいですが、最近の改良品種は裂け目がどんどん大きくなり、ろっ骨を思い起こさせるのであまりやりすぎはどうなのでしょう・・

ショートテイル・・・その名の通り、短いヒレのもの。観賞用のショートテイルと、闘魚としてのプラガットは厳密には違いますが、今はひっくるめてプラガットと呼ばれています。一昔前はワイルド種と今の改良品種との中間のような微妙なヒレのものも見かけましたが、今はなかなかみません。

デルタテール・・・ショーベタで一番人気のある形、尾鰭が大きく開くもの。一般的にはスーパーデルタ、 ハーフムーンデルタの順に広がりが増す。(スーパーデルタ、ハーフムーンデルタともに半月状までヒレが開くものがあるが、厳密には広がりだけでの区別ではなく、レイ(鰭の軟条)の分岐数でも区別する。

ベールテール・・・並ベタのヒレの形です。

ロングテース・・・最近見かける、ヒレを 開く方向の改良ではなく、伸ばす方向の改良。ベールテールの長いものです。

■色
メタリカ系・・・ある時期に、それまでなかった色が突如たくさん出たのですが、その時期の色をこう呼んでいます。反射系の色が多かったためこう呼ばれているのでしょう。品種改良の世界では、ある新色が一色出ると、その色と既存の色との交配により、カラーバリエーションが急激に増えます。

ベタは原種の段階で、鮮やかな赤、青(緑)、の色を持っていたので、カラーバリエーションは最初から多かったですが、メタリカが出てきた時は衝撃的でした。こういう色がまだあったか〜と。スマラグディナが交配に使われたという話がありますが、どうなのでしょう?最近は遺伝子レベルでの操作の話もちらほらありますし、グッピーの濃い青も同じメダカ系の他種(自然交配しない)の遺伝子を用いロシアで作出されたという話もありますし・・・。商業用にメダカに光るクラゲの遺伝子を組み込んで「ひかりメダカ」なんてものも市販される時代です・・。(後に中止になりましたが日本でも発売されていました。生産国では禁止していないので水槽内で群れて発光するメダカが売られています、NHKの遺伝子関係のお堅い番組で映像をみましたが、これがまたものすごくきれいだったりします)。
金魚を見るとよくわかりますが、3000年の歴史でいまだ青い金魚の品種は固定されていません。ない色を作り出すのは相当難しいのです。文献などで「緑の金魚が完成間近」などと書いてあっても写真は緑っぽい茶色の金魚だったりします。
ベタの場合、原種で持っている色で表現できる色の数を超えてしまっているのでは?と不安になります。東南アジアで倫理観のない品種改良がなされていないことを願います。(この遺伝子の操作のような情報に触れるにつれ、最近はショーベタからは遠ざかってワイルドベタに走っております。)




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